会長ご挨拶

元日に発生しました「能登半島地震」により亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

南海トラフ地震や首都直下型地震という巨大地震が30年以内に発生する確率は70%程度あるといわれる日本列島に暮らす私たちにとって、日頃からの地震に対する備えがいかに大切かということを能登半島地震はあらためて教えてくれたように感じます。
これを教訓に、個人でも会社でも自然災害に対する備えについて今一度見直していきたいと考えています。

さて、事業について昨年を振り返ってみると、私たちが提供する
ITサービスの価値向上に注力した一年でした。
世間では生成AIをもてはやす話題があふれていますが、私たちの事業領域におけるAIの役割はまだまだ「補完」に過ぎず、AIだけで仕事が完結する「主役」には至っておりません。

私たちの「早く正確な判断力」、
AIや複数のツールを組み合わせて最適化を図る「応用力」、これらの専門的な能力がいかにお客様のビジネスの効率化に貢献しているかをお客様に再認識いただく。「主役」はあくまでも私たちだと自負しております。
令和6年も、私たちが提供するITサービスの価値向上を目的とした働きかけをお客様に継続してまいりたいと考えています。

自然災害、世界情勢不安、物価上昇や少子高齢化など、事業環境は混迷の度合いを増すばかりですが、本年もひとつひとつ課題を解決し地道に事業活動を続けてまいります。
ニュー・サービス事業研究会の活動を通じ、会員企業間で課題を共有し、解決に向けたあたらしい情報を得ていく。
このような価値ある活動を展開してまいりますので、本年も、会員企業の皆様のご理解、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

令和6年1月
株式会社NID・MI
取締役  市川 雅康

写真:ニュー・サービス事業研究会 会長 市川 雅康

ニュー・サービス事業研究会
会長 市川 雅康